睡眠が何故美肌づくりに必要なのか?

日々の活動を快活にするために無くてはならない睡眠。人生の三分の一は眠っていると言われているほど、睡眠は人間にとって食事同様に欠かせないものです。一日の半分以上を睡眠に当てる幼児、大人になるに連れて徐々に睡眠時間は短くなり、理想的な睡眠時間は約8時間と言われています。

しかし、仕事や家事、遊びなど様々な要因により8時間の睡眠を確保できているという方は少ないようです。「睡眠は体の疲れを取るだけ、自分の時間に充てるならリフレッシュ効果は同じでは?」いえ、睡眠は体の疲れを癒やすだけの行為ではないのです。

体を休める以外の睡眠がもたらす効果とは?

もちろん疲労回復にも大きな効果をもたらす睡眠ですが、その他にも様々な生命活動に影響します。まずは、脳のパフォーマンスを正常に戻す効果です。
依然詳しい昨日が解明されていない部分がある脳と記憶ですが、睡眠中に脳が情報を整理しているということがわかってきています。

情報化社会の中で、現代の脳が得る情報は多彩かつ大量。自分にとって必要である情報も必要でない情報も蓄積されていきます。これを整理しないと、「頭がすっきりしない」「いいアイデアが浮かばない」など脳のパフォーマンス低下につながります。

睡眠は、脳が情報を整理するための大切な時間。きちんと睡眠をとることで脳が必要な情報を整理し、目覚めた後のパフォーマンス向上を測ってくれるのです。

次に、病気を予防する効果です。

様々な病原菌などに対抗する白血球は、睡眠中に作られると言われています。つまり、睡眠が少ないと白血球が不足しがちになり、病気にかかりやすくなってしまうおそれがあるのです。眠っている間にこのような細胞がしっかり働いてくれるおかげで、日中健やかに過ごすことができるのですね。

また、睡眠中は血圧が安定し、心臓を落ち着かせ心臓病にかかるリスクも減少します。疲れにくい体を作るためにも、睡眠は必要不可欠です。

ただ眠れば良い、というわけではない!

長時間眠れば脳も体も最高の状態を維持できるのか、というと、厳密にはNOです。睡眠は時間数ではなくその「質」が重要。お肌のゴールデンタイムと呼ばれる深夜0時前後の2時間、もちろんこの時間に眠るのもおすすめです。

しかし、睡眠にとって最も大切なのは眠りについてからの3時間。この時間に質の良い睡眠を取ることで、成長ホルモンの分泌が活発になり、お肌の調子改善や体の成長を効果的に促すことができるのです。

成長ホルモンが美肌づくりの大きなポイント

成長ホルモン、というと、子供の成長期に関わるホルモンのような印象がありますが、実は大人になっても分泌され続けています。ただ、成長期が過ぎると、体の成長ではなく体の機能維持のために働くようになるため、疲労回復や体の組織の修復、髪やお肌に関わる代謝の促進などに大きく影響します。

美肌づくりに欠かせないキーワードにお肌のターンオーバーがあります。古い角質が剥がれ落ちるとともに新しいお肌へと生まれ変わるこの仕組みは、新陳代謝が低下すると周期が長くなったり、古い角質が剥がれ落ちずシミの原因にもなってしまいます。

成長ホルモンの分泌によってこの新陳代謝が活発になることで、お肌の正常なターンオーバーを促し、美肌への生まれ変わりをサポートしてくれます。また、代謝が良いと言われる体は、血行も良い状態であり、体内はもちろんお肌にも悪影響を与える老廃物を流し、排出につなげてくれます。質の良い睡眠を取ることが美肌につながるのは、このようなことが起こっているからなのですね。

お肌の調子が気になる方、きちんと質の良い睡眠を取れていますか?せっかくの高価なスキンケアも、古い角質の上からでは期待する効果を発揮できません。まずは質の良い睡眠をとり、お肌の正常なターンオーバーを取り戻して、健康的な美肌を目指しましょう。

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